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人工肛門を回避する肛門括約筋温存術

人工肛門が不要な術式

大腸がんの手術を受けることになると、人工肛門にしなければいけなくなることもあります。
それは便を排出する機能がなくなってしまうことで、腸管自体を腹部から外に出して便の排出口を作らないといけなくなるからです。

しかし、自分の肛門から排便ができなくなるというケースを避けることができる手術が登場して、術後に人工肛門に頼らなくても済むようになってきました。もちろん、すべてのケースにあてはまるわけではありませんが、直腸がんならば人工肛門が不要になる人も多くいるのです。

肛門括約筋温存術とは

その手術は肛門括約筋温存術と呼ばれています。
患部が肛門に近いケースならば、切除して短くなってしまった直腸と結腸を縫合することで肛門からの排便機能を維持できるというわけです。

一般的に言われているのは、肛門から4センチ以上離れており、歯状線からも2センチ以上離れているケースでこの手術によって人工肛門を回避することができるようになっています。
自律神経温存術と組み合わせれば機能障害のリスクをさらに軽減することが可能です。

高齢者には推奨されない

この肛門括約筋温存術は、高齢の大腸がん患者の場合には勧められないこともあります。
それは、無理に肛門を残したことで、頻便や便失禁などの症状が出てしまうこともあるからです。

それでも、年齢やライフスタイル、がんの進行度によっては、この手術を勧められることが多いというわけです。
やはり、人工肛門で不自由な生活を強いられるよりは、自然な排便機能によって過ごしたほうが良いからです。

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