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D1・D2・D3郭清の特徴

郭清範囲は進行具合で異なる

大腸がんでは転移しているかもしれない範囲のリンパ節を取り除くリンパ郭清を行いますが、取り除く場所の範囲が3つあります。
日本と欧米では手術の方法が違うといわれているのですが、日本でも欧米でも基本の手術の方法は一緒です。
ですが日本と欧米では腸を切除する範囲、長さ、リンパ節を切除する範囲が違うのです。

日本はリンパ節を切り取る範囲を郭清範囲と呼んでいて、リンパの流れている方向に沿って、血管の根元に向かいD1、D2、D3と三つに分けています。
どの段階までリンパを切除するのか、それはがんのステージや進行具合によって医師が決定するのです。
ステージごとにすすめられる範囲が決められており色々な大腸がんの症例を検討して、その情報を基にして決められています。

郭清範囲について

D1郭清は、腸管の10センチ上のさらに少し上の部分まで切除します。
D2は、中間リンパ節の上あたりまで切除して、D3は主リンパ節のあたりまで切除することになります。

腸に沿った方向でリンパ節転移は起きるといわれており、ある一定の範囲に限定されているので、腸の切除範囲は結腸癌なら、がんから口側、肛門側に10センチ、直腸がんの場合には口側から10センチ、肛門側には2センチから3センチとなっているのです。

欧米は切除範囲が広い

欧米の場合には日本とは違って、血管の根元まではリンパ節郭清は行いません。
その代わりに何を行うのかといえば、腸を長く切除するという手術が一般的で切除範囲はがんのステージに関係なく一緒です。日本のほうが欧米の手術よりも優れていることは最近の研究でわかっています。

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