大腸navi

-大腸がんの症状や治療を見つける-

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腹膜播種

転移は一ヶ所だけに留まらない

大腸がんは、転移するリスクのあるがんだと言っていいでしょう。
それは、腸壁に侵入したがん細胞が血管によってほかの場所に運ばれたり、リンパ管によって周辺に広まっていくことがあるからです。

がん細胞が増殖するというと、1ヶ所にあったものが大きくなるというイメージを持つ人もいるかもしれませんが、転移が起きると1ヶ所だけでなく、ほかの場所にもがんが定着して増殖しはじめるのです
そうなると、1ヶ所を切除するだけでは治療ができなくなってしまうでしょう。

腹膜播種は治療が難しい

そして、大腸がんのなかでも治療が困難になる転移に、腹膜播種と呼ばれる転移の仕方があります。
これは、種をまくという意味の言葉で、その名前のとおり、腹部に種をまいたようにがんが見つかるものになります。

どのような経路でがん細胞が広がるかというと、まずは腸管の壁を浸食して、腸の外側までがん細胞が進行します。そこには腹腔が広がっており、その空間からがん細胞がこぼれ落ちるように周辺にばらまかれることになるのです。

腹膜播種後の症状

散らばったがん細胞は腹膜に点在するように定着して増殖することになります。
そのことによって腹膜のがんが内臓を圧迫したり、がん性腹膜炎を引き起こしたりします。

腹膜にがんが広がってしまうと、食欲不振になったり、吐き気をもよおしたり、便秘になったりすることがあります。
さらに、腹膜播種によるがんでは、水がお腹にたまる腹水になることもあるのです。
腹水になると腹部に張りを感じるようになり苦しくなります。

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