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分子標的薬について

癌細胞だけに作用する抗がん剤

大腸がんの治療は、分子標的薬の登場によって大きく変化しています。それまでの抗がん剤では効果に幅があったり、副作用も多くありました。
しかし、分子標的薬というのは、特定の分子をターゲットにしていることで、がん細胞に対して効率よく作用し、さらにほかの細胞まで攻撃することはありません

がんにも効くからという理由で選択されてきた従来の抗がん剤に対して、がんに作用させるために作られた薬なのだという、その成り立ちにも違いがあると言えます。

分子標的薬の種類

すでに10種類ほどの分子標的薬が使用されるようになってきており、がんの種類によっても使い分けられています。大腸がんに効果のある分子標的薬としては、ベバシズマブという成分で作られた薬があります。

これは、モノクローナル抗体であり、血管内皮細胞増殖因子の働きを阻害する作用を持っています。そのために、がんの再発や転移を防ぐ効果が高いというわけです。
この作用によって、血管内皮細胞増殖因子 (VEGF) を標的とした薬なのだと理解できます。

癌細胞を自然死させることも可能

また、その作用からは、がん細胞の増殖を食い止めるという働きがあることは理解できますが、それだけでは従来の抗がん剤の働きと効果は変わらないのではと考える人もいるかもしれません。

しかし、分子標的薬には、がん細胞を自然死させる働きもあると言われているのです。
増殖を止めることで死に至らせることができるので、これまでの化学療法では効果が出なかったがんでも治療が可能になってきたというわけです。

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